金銅仏(こんどうぶつ)の造り方

2021年10月26日

むかしの銅造はロウ型鋳造(ちゅうぞう)と言い、ロウで造った形が銅(どう)に置きかわる

表面を金メッキしている像を金銅仏(こんどうぶつ)という

六世紀に韓国(かんこく)から、金銅仏の釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)がきた

それが、初めての仏像です

金、銀、鉄の仏像もあります
見たことないけど・・・(;^ω^)

①芯のまわりを土で簡単な形を造る

②ロウ(ロウソクのロウ)で、像のかたちをつくる

③銅造の内側と外側の土がずれないように支えを差し込み
土でおおう

④逆さまにして焼くと、土がかたくなり、ロウが溶けて流れでる

⑤ロウが流れた穴に、溶かした銅を流し込む

⑥銅が固まったら、まわりの土をこわす
 ③で入れた支えを取りだし、銅でうめる

⑦ていねいに、磨(みが)き
 たがねで表面に美しい模様を彫る
 鍍金(ときん)(金メッキ)する

ぜひ!見たい金銅仏

誕生釈迦仏立像(たんじょうしゃかぶつ りゅうぞう)
東大寺(とうだいじ) 奈良
東大寺ミュージアム

摩耶夫人及び天人像(まやぶしん および てんにんぞう)
東京国立博物館蔵

菩提半跏像(ぼさつはんかぞう)
岡寺(おかでら) 奈良

弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)
野中寺(やちゅうじ) 大阪

夢違観音立像(ゆめちがいかんのんりゅうぞう)
法隆寺(ほうりゅうじ) 奈良

釈迦三尊像(しゃか さんぞんぞう)
法隆寺(ほうりゅうじ)金堂 奈良

薬師三尊像(やくし さんぞんぞう)
薬師寺(やくしじ)金堂 奈良

仏像の造り方

Posted by susu