待機説法(たいきせっぽう)?

お釈迦さまは、人々が幸せに生きるためにはどうしたらよいのか?

出家して6年間の苦行修行、悪魔の誘惑や暴力とさまざまな苦難に耐え、
ついにその真実を悟ったお釈迦さまですが、
人々に自分の悟りを語ることをためらいました
かんたんには理解されないだろうと考えたからです

梵天(ぼんてん)の、
「お釈迦さまの悟りこそが、仏の真理です」
と、あと押しされ、人々に説法して仏教が広まっていきました

仏の教えを説いて聞かせることを「説法(せっぽう)」といいます

お釈迦さまは、聞き手の理解力や目的にあわせて話し方を変える
待機説法」と方法で、人々に仏の教えを伝えました

お釈迦さまの教えはだれにでもわかりやすく、仏教の信者がふえていきました