すがりたくなる釈迦如来 室生寺 奈良
釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)
室生寺(むろうじ)(宝物殿)奈良
国宝
像高106.3㎝
平安時代 9世紀
榧(かや)の一木造(いちぼくづくり-一本の材木を彫って造ってる)
客仏(きゃくぼとけ-他のところから来た仏さま)として安置されている
右手の施無畏印(せむいいん)は
「おそれなくていいよ」
左手の与願印(よがんいん)は
「願いを叶えましょう」
右肩をあらわにした姿を「遍袒右肩(へんだんうけん)」といい
日本でもっともよく見られる釈迦如来像の姿
大波と小波を繰り返す翻波(ほんば)式の衣文(えもん)
すべての人を救いから漏(も)らさないように
手の指の間には水かきのような膜がある
お釈迦さまは、偏平足(へんぺいそく)
「足下安平立相」(そっかあんぺいりつそう:足裏が平らで大地に立つと地と足の間が密着する)
足元の衣は渦(うず)をまいている
ぶつぶつの髪 螺髪(らほつ)がないが
釈迦如来の基本のような「お釈迦さま」
おおらか
あったか
たよりになる
こんな人がいたら(#^.^#)❤
実際に見ると、スマート!
ボリュームのある胸をなでると、お乳がよく出るという信仰があったらしいが、
今は、新しい宝物殿でガラス張りの中・・・
残念!
なでたい だけ😅
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