金銅仏(こんどうぶつ)の造り方
むかしの銅造はロウ型鋳造(ちゅうぞう)と言い、ロウで造った形が銅(どう)に置きかわる
表面を金メッキしている像を金銅仏(こんどうぶつ)という
六世紀に韓国(かんこく)から、金銅仏の釈迦如来像(しゃかにょらいぞう)がきた
それが、初めての仏像です
金、銀、鉄の仏像もあります
見たことないけど・・・(;^ω^)
①芯のまわりを土で簡単な形を造る
②ロウ(ロウソクのロウ)で、像のかたちをつくる
③銅造の内側と外側の土がずれないように支えを差し込み
土でおおう
④逆さまにして焼くと、土がかたくなり、ロウが溶けて流れでる
⑤ロウが流れた穴に、溶かした銅を流し込む
⑥銅が固まったら、まわりの土をこわす
③で入れた支えを取りだし、銅でうめる
⑦ていねいに、磨(みが)き
たがねで表面に美しい模様を彫る
鍍金(ときん)(金メッキ)する
ぜひ!見たい金銅仏
〇誕生釈迦仏立像(たんじょうしゃかぶつ りゅうぞう)
東大寺(とうだいじ) 奈良
東大寺ミュージアム
〇摩耶夫人及び天人像(まやぶしん および てんにんぞう)
東京国立博物館蔵
〇菩提半跏像(ぼさつはんかぞう)
岡寺(おかでら) 奈良
〇弥勒菩薩半跏像(みろくぼさつはんかぞう)
野中寺(やちゅうじ) 大阪
〇夢違観音立像(ゆめちがいかんのんりゅうぞう)
法隆寺(ほうりゅうじ) 奈良
〇釈迦三尊像(しゃか さんぞんぞう)
法隆寺(ほうりゅうじ)金堂 奈良
〇薬師三尊像(やくし さんぞんぞう)
薬師寺(やくしじ)金堂 奈良
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