「劫(こう)」って?
「劫(こう)」とは時間の単位
途方もなく長遠な時間である
サンスクリット語
kalpa
カルパの音写文字「劫波」を省略したもの
1つの宇宙が誕生し消滅するまでの期間
荘厳劫(しょうごんごう) ・現在より1つ前の劫
賢劫(げんごう) ・現在の劫
星宿劫(しょうしゅくこう)・ひとつ後の劫
釈迦如来(しゃかにょらい)は賢劫の4番目の仏
比喩(ひゆ)の内容
経典によってに多少の違いがある
🔶比喩(ひゆ)その1
一辺が一由旬(ゆじゅん)(由旬は長さの単位。一例では約7㎞)の、鉄で造られた城を、芥子粒(けしつぶ)でいっぱいにし、百年に一度、その芥子粒を一つずつ取り去って、すべてなくなってもまだ一劫は終わっていないほどの時間
🔷比喩(ひゆ)その2
同じ大きさの石を、百年に一度、白氈(はくせん)(敷物の布)でさすって完全に擦(こす)り減っても、まだ一劫は終わっていない
※かなり省略しています
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません