興福寺 南円堂の仏像 奈良

毎年10月17日のみ拝観できる国宝仏像

南円堂

重要文化財

八角円堂
本瓦葺
創建 平安時代
再建 江戸時代

不空羂索観音菩薩坐像


国宝
鎌倉時代
康慶作(運慶の父)
ヒノキ材
寄木造り
漆箔
彫眼(瞳の部分は玉眼)
像高366㎝

変化観音の一つ、手に持つ羂索(けんさく)(縄)で人々の願いを叶える

四天王立像(してんのうりゅうぞう)


国宝
鎌倉時代
康慶作(運慶の父)
ヒノキ材
寄木造り
彩色
彫眼
像高198~204.5㎝

帝釈天(たいしゃくてん)の家来
東を持国天(じこくてん)
南を増長天(ぞうちょうてん)
西を広目天(こうもくてん)
北を多聞天(たもんてん)が守っている

法相六祖坐像(ほっそうろくそざぞう)


国宝
鎌倉時代
康慶作
ヒノキ材
寄木造り
彩色
彫眼
像高73.3~84.8㎝

後ろから観ると、座っている姿が、本当に存在しているような

八角形のお堂の中に、すっぽりと不空羂索観音菩薩坐像、四天王立像、法相六祖坐像が納まり
その大きさのバランスが、一体一体を際立たしている