塑像(そぞう)の造り方
塑像とは、粘土(塑土(そど))で造った像のことです
奈良時代前期(710-756年)に、中国の唐から伝来した
①木を心(しん)にする
手の指など細かいところは、金属で芯(しん)にすることがある
②木に縄(なわ)を巻く
③あらい土で盛り上げ形成
④細かい土で形を仕上げます
⑤色を付ける
截金(きりがね-細く切った金箔を貼って文様を表わす技法)も
土を足したり、土をとったり自由につくれます
こわれやすく、重たいのが(´ω`*)
ぜひ!見たい塑像
🌺法隆寺(ほうりゅうじ) 奈良
五重塔の初層(一番下の階)
釈迦涅槃像のまわりで、釈迦の入滅(死)を悲しみ、泣き叫ぶお弟子さんたちが大変リアルです
🌷岡寺(おかでら) 奈良
塑像で一番大きいとされる如意輪観音(にょいりんかんのん)
体内に入っていた金銅の菩提半跏像(ぼさつはんかぞう)は、かわいい😘❕
🌻東大寺(とうだいじ) 奈良
東大寺ミュージアムに安置
日光(にっこう)・月光菩薩立像(がっこうぼさつ りゅうぞう)
四天王立像(してんのう りゅうぞう)
🌼新薬師寺(しんやくしじ) 奈良
十二神将立像(じゅうにしんしょうりゅうぞう)
🌸妙観寺(みょうかんじ) 奈良
十一面観音立像(じゅういちめんかんのんりゅうぞう)
木造だが、もとは塑像
こわれた塑像の心木(しんぎ)が体内に入っている
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